【Pyhton】先ずは基本操作("Hello World"とか計算とか)



先ずは"Hello World"

最初の最初、ですね。

print("Hello World")

以下は結果の表示です
>>
 Hello World

これだけで、表示されます。

これ(>>)はプログラムを実行したとき表示される結果です




変数の利用。

次は変数の利用。

Pythonオブジェクト指向プログラムです。
なので、Pythonの変数は、値を格納しているのでは無く、値が保管されている場所を記入している、という点に気をつけなければなりません。
以降の説明で変数に○○を入れる、という説明を行いますが、実際に行われているのは上記の内容と思っておいてください。

この考えを持って作ると、ステップアップがやや楽になります。



pythonは変数を使う際、型を定義する作業は必須ではありません。
最適な型に自動で格納してくれます。

# #でコメント
a = 1
print(a)
#type()で()内の変数の型を習得
print(type(a))

a= 1.1
print(a)
print(type(a))

a= "1"
print(a)
print(type(a))


>>
1
<class 'int'>
1.1
<class 'float'>
1
<class 'str'>


最初は整数型であるintと定義され、次の時点で小数の型floatとなっています。また、最後は出力されている表示は最初と同じ1ですが文字の型はstrと定義されていますね。
""で囲むと、その間は文字と判断されます。
さて、数字や文字の型として改めてまとめると

変数の型 説明
int 整数。 0, 1, 100, -3
float 小数 1.1, 14.123, -24.36
str 文字 Hello World!, 0(文字)

となります。
Pythonは変数の型を宣言する必要が無いですが、上の例のようにただ数字を入れるとその数字にあった型として処理されます。そのため、変数を定義することで、求めた型の数字を変数に入れることが可能です。

# #でコメント
a = 1
print(a)
print(type(a))

a = float(1)
print(a)
print(type(a))

a = str(a)
print(a)
print(type(a))

#2
print(int("1"))
print(float("1"))

a = str(float(1)) #a="1.0"
print(str(int(float(a))))
print(int(a)) 

>>
1
<class 'int'>
1.0
<class 'float'>
1.0
<class 'str'>
1
1.0
1
Traceback (most recent call last):
    print(int(a))
ValueError: invalid literal for int() with base 10: '1.0'

 上記の処理を見ると、float型をそのままstr型にするとfloatで表示されていた形のまま文字になっています。

 また、文字の内容が数字のみ場合、数字の型を宣言することで数字として扱えるようにまります。
 ですが、#2以降を見ると変更しようとしている先の変数の型が文字の型と異なる場合エラーとなることが分かります。
 文字を数字の型に変化するときは気をつけてください。(int型の文字なら、float型への変更は出来る)

四則演算(+α)



数字の型を学んだので、ついでに四則演算についても書きます。
四則演算は他のプログラムと同様演算子として+, -, *, /を用いて行います。 また、()を用いた場合、()内の処理を優先します。 そして、計算結果が整数ならint、小数ありならfloat型として出力されます。

説明 数字で使用した例 結果
 +  加算 1+2 3
 -  減算 2-1 1
 *  乗算 2*2 4
 /  除算 3/2 1.5
 //  除算(あまりを切り捨て) 3//2 1
 %  剰余(除算のあまり) 3%2 0.5
 **  累乗 2**3 8
 -  符号反転 -1 -1
 +  符号そのまま +(-1) -1

また、一部の演算子は文字にも使えます。  

文字で使用した場合の例 結果
 +  "Hello" + "World" "HelloWorld"
 *  "Hello" * 2 "HelloHello"